2019/11/30 裁判と和解報告会に150名
・塩田和人さんの控訴審と和解の報告集会に会場を埋め尽くす150人ほどが集まりました。
・塩田さんを囲むスピーチで、彼は「復職は10%しかないかもしれないが、これからも、みんなとともにがんばります」としっかり発言されました。
・DPIの尾上副代表から、塩田さんを応援する会の2017年5月の国会議員会館での与野党議員を集めた「欠格条項廃止」の闘い無くして2019
年6月の欠格条項の廃止の国会成立はなかった、今後、障害者権利条約が守られているかどうか2020年に検証されることになっている、自治体やケースワーカーも裁判官検事など司法関連の職員の研修もチェックされる、こういう立場から吹田市への障がい者雇用を求める闘いが必要だなど話されました。
・広島、北海道、奈良、徳島で障がい者の運動を闘っている当事者の仲間から力強い発言が続きました。特に広島のカゴタさんは、国会で廃止を決めた「欠格条項」が住んでいる町で残っているのは許せない、これからも復職に向けて闘うと力強く話されました。
・事務局長の森川さんは、塩田さんお疲れさまでしたとねぎらわれた後で、塩田さんに対する市役所の合理的な配慮を欠く体質に驚き悔しい思いを胸に、力に変えて頑張ってきた、和解にいろんな思いを持っているが、仲間ができてそれが財産になっている、これからも復職と就労に向けて頑張ると話されました。
・ユニオンは和解で勝ちとったわずかばかりのものを活かして、あらたな塩田さんのスタートを全力で支えていきたい。
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