2018/5/26 地域に密着した運動の継続と、多文化共生のコミュニティをめざすことを確認!
ユニオン設立 8年
・その地域に粘り強く位置付くことが、信頼されるひとつの条件
・ふた昔前、長屋暮らしで、向かい三軒両隣で助け合ってこれたのは、貧しい住民が肩を寄せ合い、困ったときはお互いさまの共助の構造があったから
・短いといえば短い8年、しかし、茨木、ソシオ2に拠点を置き、社会的なコミュニティ活動を続けて来たこと、来れたことが、今につながっていると断言できます。
・ただ、私たちユニオンスタッフも70歳に手が届く、あるいは、届いた者ばかり、いよいよ、若いスタッフへのバトンタッチが喫緊の課題になって来ています。
・しかしなお、ユニオンの中心として行動していかなければならないことも事実です。
・かの金沢百万石の祖を築いたと言われる前田綱紀は80まで政治にかかわり、「年がいくほど感情が激しくなること、物事にくどくなること、世間の移り変わりにうとくなること」をつつしみ、「若いころは飾らなくとも美しいが、老人になると首のまわりや垢汚れになり見苦しくなるので、よくよく身綺麗にすべし」とこう言っています。
・私たちも、重々、綱紀の言を肝に命じてユニオン運動をすすめていく決意です。
・ともに、すすみましょう!
記念講演 RINK 早崎直美さん(要旨・詳細別途報告)
・外国人実習生が増加傾向にあり、職場のトラブル・労働災害も顕著になってきている。
・彼ら彼女らとリンクする一つとして、「教会」「日本語教室」などとの連携があると思う。
・その連携から、労働の課題へとつながっていくのではないか。
(RINK 早崎直美さん 要旨)
2017年度のとりくみ
A ユニオン活動
①「ワークルール」のリーフレット
②働かせ方改悪関連8法案
・4日休日働かせて放題
・全職種低賃金へ
・大阪行動(15・22 東京行動)
・家族会反対・2時間におよぶ反対討論
・強行採決
③5年ルール・無期転換
・労働局交渉
・労働条件を下げることは許されない
・おおむねクリア
・周知の努力
④障がい者の雇用
・成年後見人の欠格条項の見直し(政府)
・茨木市共に生きる条例への追加提案
・塩田和仁さん応援・署名
・6月4日口頭弁論(地裁202 10時)
B コミュニティ活動
①オープンな事務所
・レンタルルーム 多様な市民の参加
(英会話・韓国語・絵画教室・俳句教室・読者会・週刊金曜日)
②子ども学習サポート
・小学生(2年2名・4年3名)中学生(1年4名・2年2名・3年4名)
・市報・母子福祉会・卒業生の紹介
・サポーターさんの力
③ローズWAM
・登録団体の中心
・子ども若者の貧困(徳丸ひろ子・大内裕和)
④子ども食堂、ワンダーランド
・学習サポートとのリンク
⑤地域の社会運動・市民活動の事務所的役割
・戦争法廃止・3000万署名
・教科書問題を考える北摂市民ネットワーク(前川喜平)
・子どもたちと考える戦争と平和展in茨木
(6月2日永田講演会「五月八月」抗日映画上映・8月平和展)
・安倍政権打倒・野党共闘
・大阪9区
・大阪10区(辻元清美さんの勝利)
2018方針
A 運動の視点
① 労働力の減少と流動化
② 前川講演
・多文化共生のコミュニティ活動とユニオンの接点
・ニューカマーの人々との言語や文化を通した活動のスタート
③ 労働法が尊重される運動を
・メーデー
・インターバル
・ダブルワーク・家族賃金
④ 制度要求
B 具体的な運動課題
① アンテナを高く掲げて、労働・生活相談を100件に
・ HPの充実とブログを更新する(ページビューを2000/月をめざす)
・ メルマガを発信する
・ 「通信withYOU」を2か月に1回発行する
・ ブラックバイト・ワークルール・選挙権など学生・高校生への情宣活動を行う
・ 信頼関係にもとづく支援者からの紹介で労働相談をひろげる
② 労働・生活相談から継続した組合員化を
・ スタッフ・組合員が「労働法規」「事例研究」を考える場をつくる(月1回土曜日)
・ 労働・生活相談を機敏に対応し解決をめざせる体制を事務局体制つくる
③ 職場にユニオンの支部を結成する
・ ひとりの相談を共有できる職場での仲間づくりと要求づくり
・ 経営者との団体交渉で要求実現をめざす
④ 争議・裁判を労働運動と結合して闘う
・ 塩田和人さんの職場復帰と欠格条項の撤廃を求める裁判を応援する
6/4(月)10:00 口頭弁論(地裁202)
⑤ 障がい者の雇用の継続と自治体への政策要求の運動を
・ 障がい者雇用にかかわり自治体議員と連携し公契約条例をめざす
・ 自治体への障がい者の雇用と欠格条項の撤廃をめざす
⑥ 貧困化する若者とユニオンとのネットワークのづくりをめざす
・ ブラックバイト・ワークルール・選挙権など学生・高校生への情宣活動を行う
⑦ 労働法制の改悪をさまざまな運動で廃案に追い込む
・ 同一労働同一賃金で非常勤労働者の労働条件の改善をめざす。
・ 過労死防止の運動と連帯して組合員の健康を守る
⑧ ひとり親・障がい児の学習サポートの定着を
・ ひとり親家庭の学習サポートのための学習サポート基金をつくる
・ NPOわんだーらんどと共同で居場所つくりをすすめる
⑨ コミュニティー活動やレンタルBOX・レンタル教室を媒体に市民の居場所づくりを
⑩ 茨木市「ユースプラザ」事業に参画し、青年への生活・就労サポートにとりくみ、多文化共生をめざす
⑪ 市民と若者の参加による〈共生社会ジャーナル〉を充実する
⑫ 戦争法廃止!立憲主義の回復!教育の国家支配反対!の野党共闘をすすめ、ネットワークの地域センターに
・ 市民運動の連絡機能を
・ 運動と交流を通して友好関係をいっそうつくりあげる
・ 憲法改悪に反対する運動の地域センターに
・ 野党共闘で、安倍政権を打倒する
⑬ CU関西ネットワーク・CUNN全国ネットワークに結集して運動の前進を
⑭ NPO「労働と人権サポートセンター」の一員として新たな運動の前進を
⑮ 100名の組合員・200名のサポーターをめざそう!
⑯ ユニオンスタッフの次世代へのバトンタッチを実現する
コメントをお書きください